年長組で行った稲刈りですが、稲刈りで終わりではありません。
大切なのは、白いお米について食べることです。
稲刈り後にも、色々なお仕事があることを知ってもらうために脱穀精米レースを行いました。
これは、お米のもみの状態から白いお米にするため、その工程をチームみんなで役割分担をしながらリレーのようにレース仕立てにした活動です。
まずは、脱穀のお仕事。稲からお米をはずす仕事です。その時点でお米粒はもみという名前に代わります。
次は、そのもみをすり鉢ですりながらもみがらをはずす、もみすりという仕事。もみはここで玄米・もみすりになります。
次は、もみがらと玄米をより分けるために風を使って選別する、風選という仕事。ここで玄米だけになります。
最後は、その玄米をビンに入れて棒でつつく精米という仕事。ついに白米になります。
この工程を、リレーのようにバトンパスをしながらチームで一丸となって白くしましたね。
白くすることがとっても難しいことを分かってくれれば、この活動は成功です!稲を育てるだけでもたくさんの手間があり、その後もまたたくさんの手間がある。
そうしてできている新米。おいしく大切に食べたいですね。今度は11月に釜戸で新米を炊いて、おにぎりパーティーをします。
お楽しみに!